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2017-03

2016-132:天皇陛下、生前退位の意向 - 2016.07.14 Thu

「天皇陛下、生前退位の意向」 宮内庁関係者

天皇陛下が、天皇の位を生前に皇太子さまに譲る「生前退位」の意向を示していることが、宮内庁関係者への取材でわかった。
数年前から繰り返し周囲に話していたという。
数年内の譲位を望んでいるという関係者もいるが、実現には皇室典範の改正などハードルは高く、複数の宮内庁幹部は具体的な手順について「宮内庁として一切検討していない。
天皇陛下のご意向と、実現できるかは別の話だ」と話している。

宮内庁関係者によると、天皇陛下は皇后さまや皇太子さまに意向を伝えているが、生前退位に慎重姿勢を示している皇室関係者もいるという。

皇室制度を定めた「皇室典範」に天皇の退位についての規定はない。
今回の報道を受けて今後、皇室典範の改正や特別法の制定も含めて議論する機運が高まることが予想される。

天皇陛下は82歳。
高齢となった現在も、国事行為や国内外への訪問など公務、宮中祭祀(さいし)にのぞんでいる。
2012年2月には、東京大病院で心臓の冠動脈バイパス手術を受けた。

宮内庁は天皇陛下の公務の見直しを進めているが、天皇陛下は「天皇でいる限りは公務はすべてやりたい」との意向。
宮内庁側は公務軽減を検討しているが、天皇陛下は難色を示し、今年5月には、皇居であいさつを受ける「拝謁」などごく一部だけを取りやめることにとどまった。

天皇陛下は昨年末の記者会見では「年齢というものを感じることも多くなり、行事の時に間違えることもありました」「一つ一つの行事に注意深く臨むことによって、少しでもそのようなことのないようにしていくつもりです」と話していた。
一方で、公務の負担軽減については、12年の記者会見で「公的行事の場合、公平の原則を踏まえてしなければならないので、十分に考えてしなくてはいけません。
今のところしばらくはこのままでいきたいと考えています」と述べていた。

海外では、日本の皇室とも親交の深いオランダの女王やローマ法王が相次いで退位を表明している。

日本でも、昭和天皇まで124代の天皇のうち、半数近くが生前に皇位を譲っている。
だが、明治時代以降は天皇の譲位はなくなり、江戸時代後期の光格天皇を最後に約200年間、譲位は行われていない。

実現に向けては、次の皇位継承者を示す皇太子がどうなるかも検討課題となる。
現行の皇室典範では、皇太子について「皇嗣(こうし)たる皇子を皇太子という。皇太子のないときは、皇嗣たる皇孫を皇太孫という」と定めている。
しかしいまの皇太子ご夫妻に男子がいないため、皇太子さまが次の天皇に即位しても、現行規定では次の皇太子がいないということになる。

天皇陛下の退位を定めるために皇室典範を改正する際は、あわせて秋篠宮さまを皇太弟とし、秋篠宮家を東宮家とすることも検討されることになりそうだ。

生前退位が行われた場合、元号は、現在の「平成」から新たな元号に改められることになる。
1979年に制定された元号法により「皇位の継承があった場合に限り改める」と定められている。

天皇陛下は皇后さまとともに、東日本大震災や熊本自身の被災地を訪れ、避難所などで被災者と言葉を交わされている。
(朝日新聞デジタル 2016年7月13日21時13分)
__________

生前譲位、皇室典範は想定せず 最後の譲位は1817年

日本の歴史上、初めて生前に譲位(退位)を行ったのは、第35代の皇極(こうぎょく)天皇とされる。
中大兄皇子(なかのおおえのみこ)らが蘇我入鹿を暗殺した645年の乙巳(いっし)の変の直後のことだ。
この譲位によって、軽皇子(かるのみこ)が即位し、第36代の孝徳天皇となった。


一方、最後に生前での譲位が行われたのは江戸時代後期、第119代の光格(こうかく)天皇の時だ。
三十数年間在位した後、1817年に退位。
その後は太上(だいじょう)天皇(上皇)となって、1840年に亡くなった。

江戸時代以前には、生前に譲位して太上天皇になるというケースは決して珍しくなかった。
125代の歴代天皇のうち、神代の9代を除いた残りの半数以上が生前の譲位だったという。

一方、1889年に制定された旧皇室典範は「天皇崩スルトキハ皇嗣即チ践祚(せんそ)シ祖宗ノ神器ヲ承ク」として、天皇の死去によって皇位の継承が行われるとした。古来の制度では天皇と太上天皇はほぼ同等の権限を持つとされていたため、「院政」による政治構造の二極化を避けようとしたためとも言われる。

今の皇室典範も「天皇が崩じたときは、皇嗣(こうし)(皇位継承の第一順位)が、直ちに即位する」とし、天皇の意思による譲位は想定していない。
昭和天皇の晩年、国会で生前の退位が議論になったことがあるが、当時の宮内庁次長は「(皇室典範の)制定の趣旨として、歴史上見られたような上皇とか法皇とかが弊害を生ずる恐れがあるのではないか」などとして否定している。
(朝日新聞デジタル 2016年7月13日21時15分)
__________

82歳と言うご高齢の現天皇陛下にとって三日に一度の割合で御公務をこなされるのは、ご負担が大きいであろう事は想像に難くない。

現行の皇室典範が生前退位を認めていない理由は解らないが、制定当時より確実に長寿になっている現在、生前退位を認める様に改正されても良いのではないかと思う。
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