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2017-08

2013-134:七夕 - 2013.07.07 Sun

七夕は「たなばた」または「しちせき」と読む。

七夕の歴史
平安時代に日本に伝わり、宮中行事として七夕行事が行われるようになった。
宮中では、桃、梨、茄子、瓜、大豆、干し鯛、アワビなどを供えて星を眺め、香を焚き、楽を奏で、詩歌を楽しんだ。
里芋の葉にたまった夜露を「天の川のしずく」と考えて、それで墨を溶かし梶の葉に和歌を書いて願いごとをしていた。梶は古くから神聖な木とされ、祭具として多くの場面で使われてきた。

江戸時代になり七夕行事が五節句(人日:1月7日、上巳:3月3日、端午:5月5日、七夕:7月7日、重陽:9月9日)の一つとなると、七夕は庶民の間にも広まり、全国的に行われるようになった。
人々は野菜や果物をそなえて、詩歌や習いごとの上達を願った。
梶の葉のかわりに五つの色の短冊に色々な願い事を書いて笹竹につるし、星に祈るお祭りと変わっていった。

中国には古代より、木・火・土・金・水の五つの要素によって自然現象や社会現象が変化するという学説があり、五色の短冊はこれに因んで、緑(木行)・赤(炎=火行)・黄(大地=土行)・白(鉱物=金行)・黒(命を育む水=水行)。
この五色は、人が持っている五徳と言う教えも表していると言われている。
この五色に、古くから「最上の色」と言われる「紫」が加わり、代りに「黒」が使われなくなった。
中国では短冊ではなく、織姫の織り糸にちなみ、吹き流しや五色の糸をつるす。
また、たらいに水を張って梶の葉を浮かべ、そこに織女星とひこぼしの二つの星をうつして織り姫と彦星が無事に会える様に祈った。

7月7日の七夕の夜、織り姫と彦星が「再会」という願いを叶えることから、人々は「二人のように、願い事がかないます様に」と、短冊に色々な願い事を書いて、笹や竹の葉に飾るようになった。

冬でも緑を保ち、まっすぐ育つ生命力にあふれた笹や竹には、昔から不思議な力があると言われおり、神聖な植物ゆえに、そこに神を宿すことができるとも言われている。
祭りの後、竹や笹を川や海に飾りごと流す風習には、竹や笹に穢れを持っていってもらうという意味がある。


七夕の起源
諸説あるが、
・日本の神事であった「棚機(たなばた)」

・「おりひめとひこぼしの伝説」

・奈良時代に中国から伝来した「乞巧奠(きこうでん)」
以上の3つの行事が合わさったものと言われている。

【棚機(たなばた)】
「棚機」とは古い日本の禊ぎ行事で、乙女が着物を織って棚にそなえ、神さまを迎えて秋の豊作を祈ったり人々の穢れをはらう儀式。
選ばれた乙女は「棚機女(たなばたつめ)」と呼ばれ、川などの清い水辺にある機屋(はたや)にこもって神様のために心をこめて着物を織る。その時に使われたのが「棚機」(たなばた)という織り機。
やがて仏教が伝わると、この行事はお盆を迎える準備として7月7日の夜に行われるようになった。
現在七夕という二文字で「たなばた」と当て字で読んでいるのも、ここから来ていると言われている。

【おりひめとひこぼしの伝説】
琴座のベガと呼ばれる織女(しゅくじょ)星は裁縫の仕事、鷲(わし)座のアルタイルと呼ばれる牽牛(けんぎゅう)星は農業の仕事をつかさどる星と考えられていた。
この二つの星は旧暦7月7日に天の川をはさんで最も光り輝いているように見えることから、中国でこの日を一年一度のめぐりあいの日と考え、七夕伝説が生まれた。

《七夕伝説》
夜空に煌めく天の川の畔で、天の神様の娘「織り姫」が世にも美しい機を織っていた。
織り姫が織る布は五色の光に輝いて、季節が変わる毎に彩りまで変わると言う、美しいものだった。
そんな娘が自慢の天の神様は「織り姫も年頃なのに人の機織りばかりでは可哀想だ。」と織り姫に相応しい婿を捜すことにした。
天の神様が天の川の岸辺を歩いていると、牛の世話をする若者と出会った。
その若者は名を「彦星」と言い、真面目に牛の世話をしていた。
「この働き者の青年なら、織り姫と幸せに暮らして行けるだろう」と、織り姫の結婚相手に彦星を選んだ。
織り姫と彦星は仲の良い夫婦になったが、二人は遊んでばかりで仕事をしようとしなかった。
何度注意しても「はい、判りました。」と返事するばかりで一向に働こうとしない二人に激怒した天の神様は、織り姫を天の川の西へ、彦星を天の川の東へと、二人を引き離した。
引き離された後、織り姫は泣き暮らし、彦星は家に閉じこもるばかり。
そこで、天の神様は「以前の様に真面目に働くのなら、一年に一度だけ二人が会う事を許す」ことにした。
それからは、二人とも真面目に働き、七月七日の夜に天の川を渡って再会する様になった。
その七月七日に雨が降ると天の川の水嵩が増して渡る事が出来なくなるが、どこからかカササギの群がやって来て翼を連ねて橋となり、二人を合わせてくれるのであった。

【乞巧奠(きこうでん)】
中国の行事で7月7日に織女星にあやかってはた織りや裁縫が上達するようにとお祈りをする風習から生まれた。
庭先の祭壇に針などをそなえて、星に祈りを捧げる。
やがてはた織りだけでなく芸事や書道などの上達も願うようになった。
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